ローディは一日にしてならず

無いに等しい『体力』と『根性』を自転車で鍛えて、ついでにダイエットしたい人のブログ(by なすくす)

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ピスト(固定ギア)に3ヶ月乗ってみて分かったメリットとデメリット

      2015/07/30

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ボクの持っているCUTTERという自転車は、以前紹介した通り、フリーギアと固定ギアを切り替えることのできる自転車だ。広い意味ではピストだと思うが、ピスト好きからいえば、モドキでしかないかもしれない。

 

買って3ヶ月くらいは、フリーギアで走っていたのだが、固定ギアでも走ってみたいと思い、ここ3ヶ月間は固定ギアにしている。

 

その中で幾つかの良い点と、悪い点が見えてきた。まだまだ乗りこなしていない段階ではあるが、初心者の目線としてどう思ったか、という観点で見てもらいたい。

 

メリット

踏むとダイレクトに進む

まずは感覚的なもの。当たり前のことだが、フリーギアに比べて、ペダルを回すこと=自転車が進むという感覚がある。常に自転車と一体感がある。自分が自転車の一部になったとでも言おうか。(ちょっと言い過ぎ?)

 

言葉で言うのは難しいけど、ペダリングが気持ちが良い。重すぎず軽すぎずちょうどいい力で踏めているという感じだ。

 

漕ぎ出しも思ったほど重くない

漕ぎはじめの一発目は重いが、あとはタイヤが回転するので、すぐに楽に漕げる。スピードがのれば、ペダルもタイヤに連動して自然に回転してくれるので、それほど力を入れずに漕げる。

 

ただし、これは平坦な道での話で、坂道は当然きつい。「坂道も勢いで漕げるから楽」と書いているものをネットで見たが、正直いうほど楽じゃない。

 

ペダリングが(必然的に)綺麗になる

タイヤの回転に合わせて、ペダルが回るので、フリーギアでやりがちな歪(いびつ)な回転にならない。必然的に綺麗な回転運動をせざるを得ない。

 

なので、ペダルを綺麗に回すトレーニングになっている気がする。感覚的に、こうやって回すんだな、っていうイメージトレーニングとでも言うか。ロードの練習にも最適かも。

 

ブレーキシューの節約になる

ペダルの回転とタイヤの回転が連動しているのでペダルをゆっくり回せば、当然速度も落ちてくる。なので、理論的にはブレーキをかけなくても、止まることは可能。

 

これによって、ブレーキシューの消耗は少なくなるはずだ。ただし、ブレーキを全く使わないということはなく、あくまで少なくなる程度のことで、急ブレーキなど、急に止まることはできない。

 

急に止まるってことは、足にものすごい負担になるはずだ。高いところから飛び降りて着地したくらいの衝撃があるはずだ。正直言って、ボクは止まれる気がしない。

 

デメリット

カーブを曲がるときにペダルが当たりそう

フリーギアの自転車で、カーブを曲がる時は、曲がる方向の側のペダルを真上の状態にすると思うが、固定ギアではそんなことはできない。曲がる時も常に足を回転させなければならないからだ。

急カーブでなければ、当たることはないとは思うが、やはりちょっと怖い。ペダルが地面に触れれば、タイヤも同時に止まってしまい、転げてしまうかもしれない。フリーギアより、カーブは危ない。なので、カーブではスピードを落とさざるを得ないのがちょっとしたストレスだ。

 

段差を超えるときに衝撃を吸収しにくい

例えば、歩道の段差を超えるとき、足をちょっと浮かせるとか、膝をクッションにすれば、衝撃は少なくなる。乗り慣れていれば、そんな当たり前の操作も、固定ギアでは難しい。

 

なぜなら、両足で踏ん張る瞬間が作りにくいからだ。足は常に回転していて、踏ん張る時間がないのだ。衝撃はおしりと腕でもろに受けるしかない。街乗りにとって、これは地味に辛い。

 

信号待ちの漕ぎ出しにもたつく

これはペダルの重さの話ではなく、ペダルの位置の話だ。漕ぎ出そうとするとき、ペダルを上から下に漕ぐ必要があるが、ペダルの位置を漕ぎ出しの状態にしなくてはならない。

 

フリーギアであれば自転車を止めたまま簡単に位置を変えられるが、固定ギアでは簡単ではない。後輪を浮かせて位置を買えるか、ちょうど良い位置のペダルの状態で自転車を止めるしかない。地味にめんどくさい。

 

下りが恐ろしい

正直、下りのあるところで固定ギアを使いたくない。高速でペダルを回し続けなければならないので、自分の力で制御できないくらいペダルが回った時が非常に怖い。

 

なので、ゆっくりなペースで下り坂を進む他ない。慣れればいいのかもしれないが、フリーギアよりは遥かに下りの爽快感がなく、常に注意する必要がある。

 

運転に集中しなければならない

下りの件とも同じだが、自転車に乗ることに集中しなければ、固定ギアに乗るのは怖い。フリーギアでも乗ることに集中するのは当然だが、フリーギアよりも気にしなければならないことが多い気がする。

 

これは乗り慣れていなことが原因なのかもしれないけど、固定ギアはフリーギアに比べて、自転車に乗るという目的が大きい場面で使うべきものだと思う。移動手段としてはフリーギアには勝てない。

 

まとめ

固定ギアは面白い。フリーギアにはない楽しさがある。フリーギアや変速機のあるものに比べれば、かなりシンプルな乗り物だ。そのシンプルさの美しさという意味でも、ピストは素晴らしい乗り物だと思う。

 

しかし、乗る場面がかなり限定されていて、フリーギアほどの便利さはない。それを知り、敢えて乗る分にはいいと思うが、日常生活で自転車に乗る上では、今のところ固定ギアのメリットはほとんどないと言える。

 

これから固定ギアに乗ってみたいなあ、と思っている人は、固定ギアだけの自転車に乗らないほうが良いと思う。フリーギアにも固定ギアにもできる自転車というのもあるので、それにしたほうが無難だ。

 

ボクの所有しているCUTTERも固定⇔フリーを変更可能な自転車なので、フリーギアに戻したいと思っているが、もう少し固定ギアで頑張ってみようと思う。

 

     
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